がんナビ

静岡がんセンター、副作用による脱毛を解説した冊子を発行


 静岡県立静岡がんセンターは、がん治療において患者の大きな悩みとなる脱毛について解説した冊子、「抗がん剤治療と脱毛」「放射線治療と脱毛」を発行した。既に全国のがん診療連携拠点病院367施設に配布されており、PDFデータもインターネットでダウンロードできる。

 がん治療に伴う脱毛はこれまで、命にかかわるものではないということで医療者からのケアや説明が十分にはされてこなかったといえる。一方で、静岡がんセンターにおける患者や家族向けの勉強会や「がん体験者の悩みや負担に関する実態調査(平成15年度厚生労働省研究班)」などで、患者にとっては家に引きこもってしまうほどの大きな悩みになっているという実態が改めて確認され、脱毛に関する情報提供が課題となっていた。

 この冊子では、抗がん剤治療および放射線治療によって脱毛が起きる仕組み、治療と脱毛の経過、ケアの仕方、かつらの選び方などの情報を掲載。内容には、静岡がんセンター病院内のヘアサロンに寄せられた患者の意見も反映した。

 冊子は2冊とも、静岡がんセンターのホームページ内「Web版がんよろず相談Q&A」公開資料からダウンロードできる。

(石垣 恒一)

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2009年8月 4日

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