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ベバシズマブと化学療法の併用はHER2陰性進行性乳がん患者のセカンドライン治療でも有望
スイスHoffmann-La Roche社は8月18日、ベバシズマブ(商品名:アバスチン)を化学療法と併用するフェーズ3試験「RIBBON-2」において、治療歴があるHER2陰性の進行性乳がん患者の無増悪生存期間(PFS)が延長し、主要評価項目を満たしたと発表した。
この試験では、試験担当医師がアバスチンと併用する化学療法の種類を任意に選択し、選択した化学療法も主要評価項目の解析において評価した。詳細なデータは今後の学会で発表される予定だ。
ベバシズマブは、腫瘍が増殖し転移する際の血管新生に必要な血管内皮増殖因子(VEGF)に特異的に結合し、ブロックする。さまざまながん種で、ベバシズマブが生存期間を延長することが証明されている。
欧州では、2007年3月に進行性乳がん患者のファーストライン治療にベバシズマブとパクリタキセルとの併用が承認され、2009年7月にはベバシズマブとドセタキセルとの併用も認可された。米国では、2008年2月にベバシズマブとパクリタキセルとの併用が承認された。
このRIBBON-2試験は多国籍の多施設無作為化二重盲検のプラセボ対照試験で、治療歴のあるHER2陰性の転移性乳がん患者684人が参加した。
ベバシズマブと併用する化学療法としては、タキサン系抗がん剤のパクリタキセルやドセタキセル、ゲムシタビン、カペシタビン、ビノレルビンが使用された。
PFSが延長し、主要評価項目を満たしたことから、RIBBON-2試験は、ベバシズマブがセカンドライン治療でもベネフィットをもたらす可能性があることを示した初の試験となった。
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