がんナビ
『私たちの家族は米国全土に散らばっています。ですから、実際に顔を合わせることは大変です。でも、「何かしてあげられることはある?」といった電話が増えました。実際に手助けしてもらえることがそれほど多くなくても、ただ電話をたくさん受けるだけで、心の重荷はほんの少し軽くなります。 』--介護経験者のPatty
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遠くはなれたところに住んでいる大切な人ががんになった場合は、またさらに大変なことがあります。本人の世話がどのような状況であるかを、一歩立ち遅れて知るように感じるかもしれません。でも、たとえあなたが遠く離れたところにいたとしても、サポートをし、問題を解決したり、介護をコーディネートすることはできます。
介護者が患者から1時間以上離れた場所に住んでいる場合、通信手段として電話や電子メールを利用するのが最も一般的でしょう。しかし、こういった手段で必要なことを判断するには限界があります。離れたところに住んでいる介護者は、実際の医療上の救急事態は別にして、電話で対応できる状況なのか、実際に会いに行く必要があるのかどうかを判断しなければならない場合もでてくるでしょう。
●窓口を探す
多くの遠距離の介護者は、有料のものとボランティアによる両方のサポート体制を作っておくことが役に立ったと言っています。危篤のときも、単に確認したいだけのときでも、患者のそばに住んでいて、日中や夜間に電話できるような人たちの支援ネットワークを作っておきましょう。その地区の訪問ボランティアや、老人介護施設、食事の宅配サービスも調べてみましょう。患者が住んでいる地域の電話帳のコピーをとっておけば、手際よく情報を調べることができます。医療ケアチームの人たちなどには、緊急時のために、あなた自身の勤務先と自宅、携帯電話の番号を知らせておきましょう。
●その他のヒント
・介護を受ける人の近くに住んでいる家族や友人に電子メールで毎日新しい情報を知らせてもらえないか頼んでみましょう。または、患者の状況や必要としているものについての情報を共有するためにホームページを作るのもいいかもしれません。
・電子機器やコンピュータが得意な人と、別の連絡方法がないか相談しましょう。ビデオやインターネットの技術革新は日々なされています。
・患者や患者の家族に対し、航空券やバス乗車の特例がある場合があります。旅行代理店に電話してみましょう。病院のソーシャルワーカーも、いざというときにチャーター可能な飛行機のパイロットについてや、がん患者や家族を支援する企業といった情報を、もっと教えてくれるでしょう。
・飛行機でも自動車でも、家族に会うために旅をする場合は、帰宅後あなたが休める時間をしっかりとりましょう。顔を見に行ったあとには休憩する時間もないという遠距離介護者が多いものです。
・長距離の電話代を節約するためにテレホンカードをディスカウントショップで入手することもできます。また、契約している電話のプランを見直してみましょう。電話代の請求を減らすように変更できるかもしれません。
(監修:埼玉医科大学国際医療センター 大西 秀樹)
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