がんナビ

介護者の権利宣言

 私には、自分をいたわる権利があります。これは自分本位な行為のことをいっているのではありません。大切な人に、より良い介護をするためには必要なことなのです。

 私には、大切な人である患者自身が反対したとしても、他者の助けを求める権利があります。自分の忍耐と体力には限界がありますから。

 私には、介護以外の自分の生活、大切な人が健康であったら送っていたはずの私自身の生活を維持する権利があります。私は、大切な人のために無理のない範囲でできることは全てやります。同時に、私には自分自身のために何かをする権利もあります。

 私には、ときに、怒ったり、落ち込んだり、複雑な気持ちを表現する権利があります。

 私には、大切な人である患者自身が、私に怒りや罪悪感を与え、何かさせようとする(意識的であるか否かにかかわらず)ことを拒否する権利があります。

 私が大切な人に、思いやり、愛情、寛容を示し、受け容れているように、私が大切な人のために行っていることに対しても思いやり、愛情、寛容が示され、そして受け容れられる権利があります。

 私には自分が行っていることにプライドを持つ権利があります。そして大切な人が必要とする介助を行い、専念してきた頑張りを賞賛する権利があります。

 私には個人としての自分を守る権利があります。大切な人が常時の介護を必要としなくなった場合には、自分自身のための生活を送る権利があります。

(作者不明)


(監修:名古屋市立大学医学部 明智 龍男)

"The U.S. National Cancer Institute dose not currently endorse any foreign-language translations of NCI information by other organizations or individuals, and no such endorsement should be inferred."

2009年9月 8日

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